アメリカでプレーしたい、海外でプレーを考えている選手は覚えておいてください。
タイトルの通りアメリカ人相手に横の揺さぶりは無意味です。
基本的に彼等より手足も短く、サイズも小さいケースがほとんどだと思います。
彼等の「領域」内でいくらクロスオーバーや、レッグスルー(これは和製英語で、海外ではbetween the leg )、ビハインドなど見せつけたところで何の揺さぶりにもならないのです。
の割に、今の子供達が一生懸命練習しているのは彼等の「領域」内では意味の無いチェンジばかり。
彼等をその「領域」から引き出す、またはタイミングを崩すヘジテーション、すなわち縦の駆け引きが重要になってきます。
この縦の駆け引きを行うには、2つの武器を用意しないといけません。
それは「シュート」と「スピード」です。
どちらか1つでもいけません。この2つを合わせてこそ駆け引きを有利に進めることが出来ます。
基本的に1on1をするスペースが少ない5対5において、横の揺さぶりをかける時間やスペーシングを取ることは上のレベルに行けば行くほど無くなっていくでしょう。
今日がトレーニングキャンプ初日、改めて自分の武器を再確認すると共に、もっとシンプルに、縦にブチ抜いて、そこから生まれる展開から良い判断の元にプレーを選択していく事、空いたら打つ、ではなく空いたら決めれるアウトサイドのシュート力を磨いていきたいと思いました。